日本サーフィン連盟は16日、都内で理事会を開き、五十嵐カノア(20=木下グループ)を2018年度の日本連盟の強化指定選手に内定する方針を決めた。

 日本連盟側から選手に強化指定の意向を伝え、選手の同意を得たのちに、発表されることとなる。五十嵐を含めた80人程度が早ければ2月上旬に正式に発表される。

 日本連盟は、日米両国籍を持つ五十嵐に対し、昨季まで米国選手として参戦していた世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)等の各種大会に日本選手として参戦することと、日本のパスポート所持を強化指定の条件と通達している。五十嵐が現在契約しているスポンサーとの調整をクリアし強化指定選手となれば、3月中旬の代表合宿、9月に愛知・田原市で行われる世界選手権にも日本代表として出場する土台ができる。