男子は昨年10月の世界選手権で左足首を故障して以来の復帰戦だった五輪個人総合の2大会連続金メダリストの内村航平(リンガーハット)が跳馬で14・100点の9位、鉄棒で13・433点の10位に終わり、前日のあん馬とつり輪を合わせて出場した4種目で全て予選落ちした。

 神本雄也が平行棒で4位、加藤凌平(以上コナミスポーツ)が鉄棒で5位、平行棒で7位、佐藤巧(徳洲会)が跳馬で7位に入り、24日の決勝に進出した。

 女子は梶田凪(山梨ジュニアク)が床運動で4位、平均台で6位、内山由綺(スマイルク)が平均台で5位となり、予選を突破した。

 

 ◆神本雄也の話 (平行棒で予選通過し)すごくいい実施ができた。決勝では降り技の難度を上げて、メダルを諦めずに食らいついていきたい。

 ◆加藤凌平の話 出場した4種目全てで予選突破できたのは良かった。試合勘は戻ってきている。予選の課題を決勝でこなせれば、この上ないシーズンの初戦になる。

 ◆梶田凪の話 (出場3種目全てで予選突破し)段違い平行棒と床運動は自分がやってきたことを出せた。自信を持ってやれている。

 ◆内山由綺の話 いい経験ができた。(決勝に進んだ)平均台では今までにないくらい練習してきた。右足首が痛い状態でもやってきたことが出せた。