男子プロバスケットボールBリーグのチャンピオンシップ(CS)が12日、開幕し、千葉・船橋アリーナなどで準々決勝(2戦先勝方式)第1戦が行われた。東地区王者の千葉ジェッツは昨季準優勝の川崎ブレイブサンダースに87-65で勝った。第1クオーター(Q)から得意の速攻を生かした3点シュートでリズムをつかみ、リバウンドでも健闘した。

 千葉は第1Qから26-14とリードし流れをつかんだ。司令塔富樫は「出だしの守備も良かったし気持ちも入っていた。練習してきたことを40分間やり続けられた」と胸を張った。チーム合計15本の3点シュートなどで得点を重ね、守備ではリバウンドを徹底。2日の川崎戦で昨季得点王ファジーカスにゴール下を支配されて敗れたことを生かし、チームリバウンド数を2日の22本から37本とほぼ倍増させた。