世界9位の錦織圭(29=日清食品)が、同44位のJ・ソウザ(ポルトガル)を7-6、6-1、6-2とストレートで下し、2年ぶり7度目の16強入りを決めた。

試合後のインタビューでは「なおみから最高のバトンタッチを受けた」と前の試合で逆転勝ちした大坂に感謝した。

前戦は3時間48分の死闘だったが、この日も第1セットから6-6となり、タイブレークに持ち込まれた。タイブレークを制して7-6で奪うも、開始から50分が経過していた。ただ第1セットを奪って勢いづく。錦織は第2セットは6-1と圧倒。第3セットも6-2と今大会初のストレート勝ち。 2年ぶりの16強を決めるとともに、今年に入って7戦全勝となった。

3時間48分の死闘を勝ち上がった翌日の前日18日、約1時間、元気に練習を行った。大会側が準備したヒッティングパートナーと打ち合い、前日の疲れも見せず、室内コートで汗を流した。

2試合連続で5セット試合を戦ったが、ボティーニ・コーチは「ぴんぴんしているよ」と言うほど、好調を持続していた。