瀬戸大也(25=ANA)が、2大会連続メダルを獲得した。決勝3レーンで登場して1分53秒86を記録して銀メダルを手にした。前回の17年ブダペスト大会銅メダルに続く表彰台だ。

瀬戸の本命種目は400メートル個人メドレー。今大会は200メートルバタフライ、200メートル個人メドレーにもエントリー。最初の種目で幸先よくメダルをゲット。バタフライは個人メドレーの中で得意としているが、単独の種目としても世界トップ級であることを証明した。

この日は午前に200メートル個人メドレー予選も泳いでいる。こちらも全体の2位で通過した。午後は200メートルバタフライ決勝の後に200メートル個人メドレー準決勝を行うハード日程だったが「予選は軽くいこうと思ったが、意外と進んでいた。2バタがよければ、勢いでいける」と口にしていた。

23日の予選では自己ベストに0秒53差に迫る1分54秒56で全体の2位、準決勝も全体の3位で通過した。予選では今季世界ランク1位のミラーク(ハンガリー)と競り合った。「競泳ニッポンメダル1号」となった男子200メートル銀の松元について「大興奮でした。自分もメダルをとってチームに勢いをつけたい」と話していたが、男子主将として、メダル2号を手にした。