ランキング3位から逆転王座を狙うアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)がポールポジションを獲得した。

前戦同様に鈴鹿でも予選アタック前の渋滞が起きやすいことが考慮され、予選Q1は2組に分けて行なわれた。午前中のフリー走行でマシンがひっくり返る大クラッシュを喫したハリソン・ニューウェイは予選出場が危ぶまれたが、チームがマシン修復を間に合わせQ1のA組でQ2進出を果たした。その一方でタイトルの可能性を残していた小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)らはQ1敗退となった。

B組には今季FIA F3に参戦し3勝を挙げてランキング4位となったレッドブルの育成ドライバー、ユーリ・ビップス(TEAM MUGEN)が送り込まれて注目を集めたが、予選は最下位に終わった。関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)もここでQ1敗退となる。

Q2では上位8台中7台をホンダエンジン勢が占める展開となり、トヨタ勢ではチャンピオンシップを争うランキング2位のニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が孤軍奮闘しQ3進出を決めた。

Q3ではパロウが完璧なアタックではなかったというものの1分35秒972の最速タイムを記録しポールポジション獲得を決め、逆転での王座奪還を狙う。

「今日のポールポジションは特別な気分だよ。僕としてはQ2は完璧に決まったと思っていたんだけど、トップとは0.6秒もの差がついてしまっていた。そこからエンジニアやチームと話をしてとにかくやるしかないと思ってQ3に挑んだけど、完璧な走りが出来ず悔しい思いをしていた。そんな中でポールポシションと分かり、クルマを降りた時には思わずスキップをしていたよ!」

2位には野尻智紀(TEAM MUGEN)、3位はルーカス・アウアー(B-Max Racing team with motopark)というホンダ勢のトップ3となった。チャンピオンシップ首位の山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は5位、キャシディは6位に終わった。(山根玄紀通信員)