ウィザーズのルーキー八村塁(21)が負傷した。第2Q残り25秒、相手シュートのリバウンドを取りに行った際、同じチームのボンガに股間部分を蹴られ、右足で着地した後に、倒れ込んでもん絶。残り時間が少なかったため、ウィザーズは公式ツイッターで鼠径(そけい)部の打撲と発表した。

敵地でのピストンズ戦に開幕から25試合連続で先発した八村は、前半だけで17分出場し、7得点2リバウンドを記録。ところが前半終了間際、第2Q残り25秒、悪夢に見舞われた。残り時間が少なかったため、足を引きずりながら第2Q終了までプレーしたが、その後は出場せず、ベンチにも姿を見せなかった。

ルーキーながら開幕から全試合に先発していた八村。現在チームのけが人が多く、純粋なセンターはマヒンミのみで、八村がそのポジションに入ることもあった。現在チーム3位の得点力で、ビールとともに中心選手としてチームに貢献していただけに、離脱となれば、現在負け越しているウィザーズにとっても大きな痛手となる。

試合はウィザーズがビールとトーマスで計58点を挙げるなど、終始試合を有利に進め、133-119で勝利し、連敗を4で止めた。