初優勝を目指すAシード御所実(奈良)がBシード東海大大阪仰星(大阪第3)との近畿勢対決を制し、3大会ぶりの4強進出を決めた。

前半7分、WTB沢口飛翔(3年)が左隅からキックし、インゴールで自ら押さえて先制トライ。一進一退の攻防が続き、前半を7-0で折り返した。

試合展開に再びアクセントをつけたのは後半3分。相手陣でSO高居海靖(3年)の内側へ返すパスを受けた、高校日本代表候補FB石岡玲英(3年)が相手を巧みにかわしながらトライ。堅い防御から追加点につなげ、主導権を握った。

御所実は過去3度の準優勝を経験。“4度目の正直”で頂点を狙っていく。