常翔学園が、ラスト1プレーで劇的に4強進出した。終了間際に勝ち越しを許し、4点差を追う後半ロスタイム。一時は自陣まで後退させられながらも、粘りの連続攻撃で勝利へのいちるの望みをつないだ。

最後は左へ展開し、WTBが左タッチライン際から左中間へ飛び込んだ。

ドラマのような幕切れ。関西勢の対決とあって、詰めかけた大観衆は沸きに沸いた。

5日の準決勝は御所実(奈良)との対決になった。

大阪勢最後の砦(とりで)として、大阪工大高時代を含む6度目の日本一を目指す。