バドミントン日本代表朴柱奉監督(55)と男子シングルス中西洋介コーチ(40)が20日、都内で会見を開いた。13日に男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)が交通事故に巻き込まれたことについて語った。

13日の事故の経緯は以下の通り。

▼4時30分 桃田、日本ユニシス平山コーチ、森本トレーナーらが、帰国のため、クアラルンプール空港に向かう。

▼5時1分 平山コーチから中西コーチのもとへLINE(ライン)電話で「事故に遭った」と一報。その後、現地の輸送担当者やドライバーが所属する会社に連絡。

▼5時15分 平山コーチから日本ユニシスを通じて協会に事故の連絡が入る。

▼5時30分 14日開幕のインドネシアマスターズに向かうため、日本代表(男、女)韓国代表のバス3台が空港へ向けて出発。

▼6時ごろ 事故現場にバスが到着し、朴監督、中西コーチらが下車し、桃田に「大丈夫か」と声をかける。既に救急車1台とレッカー隊が到着。1台目の救急車で平山コーチと森本トレーナーが搬送。

▼6時45分ごろ 2台目の救急車が到着し桃田が搬送。朴監督らもバスに乗り込み空港へ。選手だけを降ろし、朴監督、中西コーチ、神田トレーナー、マレーシア出身の男子ダブルスタン・キムハーコーチが、桃田らが入院している病院に向かう。

▼14日 中西コーチを病院に残し、朴監督らは遠征先のインドネシアへ。