米バスケットボール、NBAクリッパーズのルー・ウィリアムズ(33)が「夜の街」を訪れたことによって10日間の隔離を言い渡され、シーズン再開戦など2試合を欠場することになった。26日(日本時間27日)にNBA公式サイトが伝えた。

NBAはフロリダ州オーランドのディズニー・ワールド・リゾート内のスポーツ施設に選手を集め、今月末からの再開に備えている。ウィリアムズは親族の葬儀のため一時的にチームを離れていたが、23日夜にアトランタ市内のストリップクラブで撮影されたと思われる写真が同行者のSNSにアップされ、リーグから調査を受けていた。

オーランドの施設に再入場する選手は通常、ホテルの部屋で4日間の隔離が義務付けられている。ウィリアムズは25日を起点とする隔離期間が10日間に延びたことで、30日の西地区首位レーカーズ戦と、続く8月1日のペリカンズ戦に出場できなくなった。

優勝候補の一角に挙げられるクリッパーズは現在、西地区2位。ウィリアムズは2季連続シックスマン賞を受賞中で、今季は60試合に出場して平均18・7得点を挙げ、レナード、ジョージの2枚看板に次ぐ得点力を示してきた。