バスケットボールBリーグの川崎ブレイブサンダースは27日、人気アプリ「TikTok(ティックトック)」とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。これまでサッカーJ1の鹿島が6月に契約しているが、Bリーグのクラブでは初となる。

「TikTok」は10代を中心に若い世代に人気のアプリで、音楽に合わせて踊るなどの動画を自由に投稿できる。川崎は9月に公式アカウントを創設。これまでは独自で動画制作を行っていたが、今後は専門のスタッフと一緒に内容を深めていく。来月3日には藤井、大塚、熊谷の3選手がプロスポーツクラブとして初のライブ配信を行う。さらに人気クリエーターとコラボし、観戦体験の動画を投稿や、選手自身が、プレーを解説する動画なども配信していくという。

現在、定期的に配信しているユーチューブのチャンネル登録者数は約5万人だが、「TikTok」のフォロワーは約4000人。クラブ関係者は「アプリを充実させて若い人たちに見てもらいたい」と新たなファン層の獲得を狙う。