ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)で今季から実施の複合女子は18日、オーストリアのラムソーで個人第1戦が行われ、20歳の中村安寿(東海大)が3位に入った。前半飛躍(ヒルサイズ=HS98メートル)で90・5メートルを飛んで118・5点の3位につけると、首位と29秒差で出た後半距離(5キロ)でも順位を守った。

葛西優奈(北海道・東海大札幌高)は14位、宮崎彩音(長野・飯山高)は17位、畔上沙那(日体大)は23位だった。タラ・ゲラティモーツ(米国)が前半6位から逆転優勝した。

複合女子は将来的な冬季五輪種目入りを目指しており、来年2~3月の世界選手権(ドイツ)でも初めて行われる。(共同)