北海道銀行が、6年ぶり2度目の優勝を飾った。18年ピョンチャン・オリンピック(平昌五輪)銅メダルのロコ・ソラーレと対戦して7-6で勝利した。ラストの第10エンドで1点ビハインドから逆転した。

今大会はロコ・ソラーレに2戦2敗だった。スキップ吉村は「三度目の正直、しっかり勝ちたい」と意気込んでいた。五輪3度出場の小笠原歩からスキップを受け継いで3季目。高校時代から将来を嘱望されたスキップが頂点に立った。

今大会でロコ・ソラーレに連覇を許せば、北京五輪への道は消滅していた。それを阻んだことで、あらためて日本代表決定戦を戦うことになった。

▽北海道銀行 吉村紗也香(スキップ)小野寺佳歩(サード)近江谷杏菜(セカンド)船山弓枝(リード)伊藤彩未(リザーブ)※ポジションは決勝