新潟アルビレックスBB(東地区)の3連勝はならなかった。三遠ネオフェニックス(西地区)に82-85で敗れ、このカードを1勝1敗で終えた。50-59で始まった第4クオーター(Q)に猛追。残り4分58秒にSG遠藤善(22)の3点シュートで67-67と追いついたが、この後にリードを奪われると逆転できなかった。

残り1秒、SFロスコ・アレン(28)が狙った3点シュートがリングに当たり跳ね返る。ほぼ同時に試合終了のブザーが鳴った。第4Q、一時は11点差をつけられながらも追いついた。引き離された終盤、残り22秒で75-80と5点差をつけられた。それでも粘り、3点シュート1本で同点の展開までは持ち込んだ。

平岡富士貴監督(47)は「あと1歩のところまで来たが、大事な時間帯でのミスが響いた」と反省点を挙げながらも、「選手は一生懸命やってくれた」とたたえた。開幕から4戦(2勝2敗)のうち、3試合が4点差以内。粘り強さを見せている。遠藤は「次は自分たちのペースでやる」と次節のアウェー北海道戦(16、17日)へ向いていた。