常葉大常葉が、劇的勝利で2年ぶりの決勝進出を決めた。沼津戦の終了直前、自投2本で同点&逆転。昨年3位のチームに競り勝った。男子の浜松開誠館は、昨年準優勝の藤枝明誠を71-68で退け、3年ぶりに決勝に進んだ。7日の決勝(県武道館)は、男子が「飛龍対浜松開誠館」、女子は「浜松開誠館対常葉大常葉」で行われる。

常葉大常葉・植田希歩(のあ)主将(3年)が残り4秒で勝負を決めた。試合終了直前、64-65から自投2本を放ち、連続成功。ブザーが鳴った直後、チームメートと抱き合って逆転勝利を喜んだ。「最後は緊張したけど、みんなが攻めの姿勢を貫いてくれたので勝てた」。決勝では5連覇中の浜松開誠館と対する。「守備とゴール下のシュートを決めきって勝ちたい」と力を込めた。