関西学生アメフトの関西学院大(関西1位)と立命館大(関西2位)が、5日の全日本大学選手権・西日本代表校決定戦で対戦(ヨドコウ)する。

勝者が甲子園ボウル(19日)に駒を進め、東日本代表校と学生日本一を争う。

関学大は1日、リーグ優勝決定戦で破った立命大との「再戦」を前に会見。OL朝枝諒(4年)は「立命大はいつも強くなって帰って来るチーム。自分たちはチャレンジャーとしてやっていきたい」と気を引き締めた。

11月14日のリーグ優勝決定戦では28-25で立命大に勝利したが「反則があったり本来してはいけないミスをしてしまった」と課題を挙げた。それでも「RBが走ってくれて本当に頼もしいです」とRB陣の信頼は厚い。

朝枝は清教学園時代からOLで、けがも経験したがずっと続けてきた。「(OLは)あまり目立つことがない」と言うが、それでもOLの魅力を誰よりも知る。

特に、RBが走る「道」を生み出す重要な役割を担うプレーの時だ。自分が最高のブロックをすると、RBが自分がつくった道をすり抜ける。それを肌で感じることが最高の瞬間だ。

「自分のブロックで(RBが)抜けるとナイス!ってなります」と笑顔で話した。

朝枝ら「縁の下の力持ち」のナイスブロックでチームを勝利の道へと導く。【三宅ひとみ】