新潟アルビレックスBBは秋田ノーザンハピネッツに62-79で敗れ、12連敗。ターンオーバー20個とミスで流れを失った。3週間のリーグ戦中断期間に課題克服に励んできたが結果は出なかった。

「出る選手、出る選手が弱気だった」。平岡富士貴監督(47)は厳しい口調で言った。前半だけでターンオーバーが8個。追い上げなければならない後半には12個にのぼった。秋田のタイトな守備を想定していたはずだが、圧力を受けたまま、出したパスを奪われるなど相手に14個のスチールを許した。第3クオーター(Q)は開始から3分間無得点で8連続失点。第4Qには最大22点差をつけられ、反撃の糸口をつかめなかった。

11月中旬からの中断期間は体力アップ、基本の確認、そしてコミュニケーションの濃度アップを行った。だが再開初戦。その「成果を見せられたとは言えない」と平岡監督。主将のPG岡本飛竜(28)は「攻撃で味方を孤立させてしまう場面が多かった。中断期間の練習でやったことのほとんどが出せなかった」と悔しさをにじませた。