女子日本代表で18年平昌オリンピック(五輪)女子銅メダルのロコ・ソラーレが、来年の北京五輪出場を決めた。プレーオフで韓国に8-5で勝利。チームとしては2大会連続、日本女子としては98年長野五輪から7大会連続の出場となった。

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11年前にロコ・ソラーレを立ち上げたのが、当時すでに2度の五輪出場を経験していた本橋麻里代表理事(35)だ。マリリンの愛称で知られる彼女は、自らが主将でリザーブとしてチームを支えた平昌五輪のときよりも、メンバーたちがさらに大きくなっていることを実感している。

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体力面や技術面においてもチームの成長を感じている本橋理事だが、もっとも伸びたのが精神面だという。とくに、スキップの藤沢五月については「貫禄が出てきた」と表現。「私がさっちゃんと出会ったのは、彼女が20代前半のころ。今もかわいいけれど、当時はもっとかわいい雰囲気だった」とほほ笑む。

精神面でゆとりが出てきたのは藤沢だけでない。吉田知那美も、鈴木夕湖も、吉田夕梨花も、試合を重ねるごとにメンタルが強くなり、「トップアスリート」へ成長したと評する。「普通の選手なら動揺するような場面に対して、みんなすぐに打開策を考え、思考を前向きに変えることができる。その切り替えの速さも熟練してきたなと」。今年9月、北海道銀行との日本代表決定戦では、2連敗後の3連勝で劇的に代表の座を勝ち取り、今大会に駒を進めた。「プレッシャーが掛かる試合を経験し、そういう試合を勝てば勝つほど、強くなっていく」と本橋代表は言葉に力を込める。

チーム成長の原動力となっているのは向上心だ。平昌で銅メダリストとなったあと、日本に戻った選手たちはさまざまな祝福を受けた。「けれど自分たちは銅メダルなんだから、まだ上に2つのチームがいる。そのことにみんながふと気づいたとき、また、エンジンがかかったと思う。平昌五輪は選手の成長に欠かせない舞台だった」。北京五輪は、ロコ・ソラーレがさらに進化するステージとなる。【奥岡幹浩】