初めて決勝に進んだ京都精華学園(京都)は、王者桜花学園(愛知)を追い詰めながら、4点差で惜敗した。

第3Qまで44-46と互角の展開だった。瀬川主将の3点シュートなど最後まで競り合い、再び2点差まで迫ったが、追いつくことはできなかった。

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イゾジェ・ウチェ(2年)ディマロ・ジェシカ(1年)と強力な留学生コンビも相手エースの朝比奈あずさにうまく守られてしまった。山本綱義監督(71)は「インターハイで3点差で負けて、その悔しさをバネに何とかリベンジしようと選手たちも一生懸命、努力したが、3点差が4点差に1つ増えた。朝比奈に2人の留学生を交互にぶつけ混乱させようと思ったが、逆に朝比奈に外に連れ出され、リバウンドが八木だけになってしまった」と相手エースの対応に舌を巻いた。

3点シュート5本を含むチーム最多17得点を挙げた主将の瀬川心暖(3年)は「決勝の舞台に立つことができたし、最後までプレーすることができて、すごく楽しいバスケ人生を終えることができた。周りで支えてくれたみんなに感謝したい」と晴れ晴れとした表情で話していた。

◆女子ベスト5 朝比奈あずさ、平下結貴、横山智那美(以上桜花学園)瀬川心暖、イゾチェ・ウチェ(以上京都精華学園)

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◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系地上波で生放送