スピードスケート世界選手権の第3日が5日、ノルウェー・ハーマルで行われ、オールラウンド部門初日に登場した高木美帆(27=日体大職)が総合1位に着けた。500メートルは38秒31で1位。約1時間10分後のレースとなった3000メートルでは4分2秒73で5位となった。

高木美は北京五輪で5種目に出場し、金メダル1個、銀メダル3個を獲得。今大会で名実ともに世界一のオールラウンダーという称号を目指している。18年の同大会では日本勢初の総合優勝を果たしている。

高木菜那(29=日本電産サンキョー)は総合4位、佐藤綾乃(25=ANA)は総合6位で初日を終えた。同部門は初日に500、3000メートルを、2日目に1500、5000メートルを滑り、総合成績を争う。