2連覇を狙うトヨタ自動車(レギュラーシーズン2位)が、14年ぶりの優勝を目指す富士通(同5位)に74-69で逆転勝ちで先勝し、リーグ制覇に王手をかけた。

今季最多5855人の観衆が見つめるなかで、前半はチーム全体に硬さが目立ったトヨタ自動車。シュート精度を欠くシーンが目立ったが、後半になってリズムを取り戻した。

最大13点差のビハインドを縮め、第4クオーター、残り約8分で東京五輪3人制女子日本代表の山本麻衣(22)が3点シュートを決めて同点。その後、富士通が2点リードした展開で膠着(こうちゃく)状態が続いたが、残り2分を切って山本の3点シュートで試合をひっくり返した。残り20秒には、持ち味のスピードを生かしてドリブルで切れ込み、相手のファウルを受けながらもシュートを決めて突き放した。

勝負強さを見せた山本は「富士通にはカッティングや速攻など、やりたいようにやられていたけれど、下を向かず我慢してプレーできた」と振り返り、「明日は最初から自分たちのペースで試合を進めたい」と意気込んだ。

セネガル代表のソハナファトージャ・シラ(24)も後半大活躍を見せ、「めちゃくちゃうれしいです!」と声を弾ませた。

第2戦は17日に行われる。