横浜市山下公園を発着とした特設コースで開催され、1600人を超える選手が参加した。25~29歳男子で久山司(25=大阪)が1時間59分27秒で優勝。女子は25歳~29歳の部、石田凪帆(28=静岡)が2時間9分31秒で優勝。ともに初の総合優勝を飾った。

男子総合1位の久山は横浜大会初出場、初優勝を飾った。「3年ぶりのレースで少し不安もあったけど、優勝できてうれしい。スイムが苦手で波が高く、序盤は苦戦したが、得意のバイク、ランで巻き返せた。日々、強い人たちと一緒に練習していることが実を結んだと思う」と語った。今後の目標は「10月に開催されるアイアンマン世界選手権で年代別優勝をすること」と意気込んだ。

女子は石田が16年大会以来2度目の出場で初優勝した。前回出場時は総合2位だったが、「スイムは波が高く、思うようにいかなかったが、バイクに自信があったので焦ることはなかった。良いコーチがいてくれるので練習環境に恵まれている。結果が出て良かった」と初優勝を喜んだ。昨年7月以来のトライアスロン参戦に「横浜の街並みを見ながら、気負わずに楽しむことができた」と大会を振り返った。