自民党の安倍晋三元首相が8日に奈良県橿原市の病院で亡くなった。67歳だった。同日午前11時半ごろ、参院選の街頭演説を行っていた奈良市の近鉄大和西大寺駅前で背後から撃たれた。

安倍氏はスポーツ界でも、リーダーシップを発揮。東京オリンピック(五輪)・パラリンピック招致などに尽力し、コロナ禍での大会の1年延期も決めた。全日本アーチェリー連盟の会長を務めるなどした。

スポーツ界からも安倍氏を悼む声があがった。

大相撲の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏は8日夜、ツイッターで「言葉に出来ない」「悲しな本当に悲しい」(原文ママ)などとつぶやき、安倍氏から総理大臣杯を授与された際の写真をつけた。

元横綱白鵬の間垣親方も9日、ツイッターで「安倍晋三元総理、ご冥福をお祈りします」と書き、同様の写真をつけた。

サッカーの日本代表で活躍した本田圭佑は9日、「悲しい」などと英語でツイート。2016年(平28)7月に、自民党本部で安倍氏と会談した際の写真をつけた。