女子日本代表のロコ・ソラーレ(3勝2敗)が1次リーグ(L)第6戦でトルコ(1勝4敗)と対戦し、4-7で敗れた。接戦を落とし、連勝は「3」でストップ。3勝3敗で1次Lを折り返した。

序盤はストーンをハウス内に集めることができず、前半第5エンド(E)を2-4で終えた。

アイスが滑りやすい状態で迎えた後攻第6Eでは、スキップ藤沢五月(31)のラストドローを、4人で声をかけ合いながらコントロール。ハウスの中心へ寄せ、2点を奪って同点に追いついた。

ただ、4-5の後攻第9Eでは、テークアウトを狙った藤沢の第7投がヒット・アンド・ステイとなり、チャンスを拡大できない。このエンドで2点スチールを許し、第10E途中で負けを認めるコンシードを選択した。

サード吉田知那美(31)は「毎日違うアイスをどう攻略するのか、昨日より今日、今日より明日とアイスリーディングを上手にしたいところで、決め切れないショットがあった」と冷静に振り返った。

18日に開幕した今大会も前半が終了。疲労が蓄積する中、1次L後半へ突入する。「勝つか負けるかは相手があるのでコントロールできない。ただ、次の試合は中盤以降のアイスリーディングに集中して頑張りたい」。いつもの明るい表情で前を向いた。

出場13カ国による1次Lは全チーム総当たり方式で行われ、上位6チームが25日(日本時間)以降の決勝トーナメントへ進出する。

銀メダルを獲得した16年以来、7年ぶりの出場となるロコ・ソラーレは、22日午前3時(日本時間)からスウェーデン(2勝3敗)との一戦に臨む。