日本バレーボール協会(JVA)は27日、女子日本代表チーム「火の鳥 NIPPON」の登録メンバー40人を発表した。

初選出は12人。12年ロンドン五輪銅メダルの大友(旧姓)愛さんの長女で東京・共栄学園高1年の16歳、秋本美空も選ばれた。真鍋政義監督(59)は「秋本はバランスの取れた将来有望選手。どれだけやれるかわからないが、日の丸を付けて活躍する姿を見てみたい」と期待した。

また、初選出の米国・ウィスコンシン大グリーンベイ校大学院2年の小林エンジェリーナ優姫(23)については、「エンジェリーナは日本女子バレーでもっとも身長(196センチ)がある。日本にはない高さというものを期待している」と話した。

メンバーの中から選手が随時選抜され、5月30日開幕のネーションズリーグ(愛知・日本ガイシホール)からFIVAパリ五輪予選/ワールドカップバレー(9月16~24日、東京・代々木第1体育館)までの間、合宿、大会に参加する。

4月3日から全40人で、5月8日から選抜20人で合宿を行う。初戦となるネーションズリーグには17人が帯同。来年のパリ五輪出場権がかかる9月のワールドカップ(W杯)にはネーションズリーグに参加したメンバーから14人を選出する見込み。

眞鍋監督は40人について「昨年の世界選手権で活躍した選手中心に五輪のチケットを獲得、そして来年の五輪でメダルを獲得するベストなメンバー」と説明。「まずは9月16日からの予選に最大集中したい」と力を込めた。