卓球女子団体で12年ロンドン五輪(オリンピック)、21年東京五輪銀メダル、16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの石川佳純(30=全農)が1日、現役引退を表明した。

自身のインスタグラムを更新し「私、石川佳純は、4月のWTTチャンピオンズ・マカオ大会をもちまして現役を引退することを決めました。今年に入ってからは、大会毎に『この試合が最後になるかもしれない』と思いながら臨み、今、自分の中ではやり切ったという思いが強く、引退を決意した次第です」などとコメントした。5月18日に記者会見を予定しているという。

山口市生まれの石川は6歳で卓球を始め、母の指導で腕を磨いた。小学6年生で出場した全日本選手権で3回戦に進出し、14歳で日本代表入り。大阪・四天王寺羽曳丘中、四天王寺高へと進み、12年ロンドン五輪では史上初のメダル獲得に貢献した。以降も長く日本卓球界をけん引してきた。

23年1月には過去5度の優勝を飾った全日本選手権で4強入りを果たし「20年後もやれているのはうれしいです」と、小学生の頃の自分と重ね合わせて感慨深げに振り返った。

24年パリ五輪に向けた代表選考ポイントレースは、現在5番手。その点は過度に意識することなく「五輪選考はポイントがどの大会にもついてくるけれど、勝つこと、強くなることの本質を忘れず、しっかりと目の前の試合に全力で取り組みたいと思います」と意気込んでいた。

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