競泳女子で世界選手権(7月、福岡)代表の三井愛梨(18=横浜サクラ)が、初の高地合宿へ初々しい心境を明かした。

10日、標高2100メートルの米アリゾナ州フラッグスタッフでの練習に向け、出発前の成田空港で取材対応。経験者の先輩選手からは「50メートルでターンしたら、そこから信じられないぐらいきつい」と聞いたというが「『どれぐらいきついのかな?』『どんなもんかな?』というワクワクがあります」とほほえんだ。

この春に神奈川・桐蔭学園高を卒業し、法政大に入学。4月の日本選手権では200メートルバタフライで優勝を飾った。約3週間の高地合宿は「きつい中でのメンタル面の強化」と水泳に集中し、こだわった持ち物に関しても「(まつげににあてる)ビューラーを持ってきました。オフの日の気分転換になるかな」という程度。持久力、スプリント力を高め、7月の大舞台に備える。【松本航】