男子バレーボールで世界ランキング7位の日本が、開幕から続く連勝を8に伸ばした。東京五輪銅で同8位のアルゼンチンを3-2で破った。出場16カ国中、唯一の負けなしで単独首位の座をキープ。ファイナルラウンド進出が決定的となり、予選ラウンド全勝突破も視野に入った。名古屋大会に続く全勝でフランス大会を終了。フィリピンに移動しての7月4日は、同27位の中国と対戦する。

     ◇     ◇     ◇

どんなに追いすがられても、今の日本には安心感がある。2セットを連取され、セットカウント2-2の同点で迎えた運命の最終セット。コートに立つメンバーの顔に浮かんでいたのは笑顔だった。もちろん、やけくそではない。石川、高橋藍、宮浦、龍神の得点源は、しびれる場面でも焦らずにポイントを重ねた。最後は、頼れるキャプテン石川。17得点目となる強打で、勝負を決めてみせた。

2試合連続でフルセットの試合を取り切り、無傷の開幕8連勝。目安となる勝ち数に達し、ファイナルラウンド進出が決定的となった。チーム最多32得点の高橋藍は「トップチームと戦える力が付いてきていることがはっきりとした」と胸を張った。

22日、五輪を3度制した強豪ブラジルから収めた約30年ぶりの公式戦白星が、大きな自信につながった。「日本のバレーの進化を改めて感じる。今日も出だしから点が取れたことが結果につながった」。試合ごとに「龍神NIPPON」の円熟味は増すばかりだ。

フィリピンに移動しての7月4日は、同27位の中国と対戦する。「自分自身の役割の重要さを理解して力を上げていきたい」と高橋藍。予選ラウンド全勝突破も視界に入っている。

【写真たっぷりライブ速報】【バレー】男子日本代表「龍神NIPPON」開幕8連勝!フルセットの末アルゼンチン破る/詳細