9月開幕のラグビーW杯フランス大会に向けて強化を進める日本代表フランカー姫野和樹(28=トヨタヴェルブリッツ)が、代表として臨む今季初戦への出場に意欲を示した。
27日は千葉・浦安合宿の最終クール2日目。午前は戦術確認の練習などで汗を流した。
姫野は故障から復帰し、このクールから本格的に全体練習へ合流。7月8日にはリポビタンDチャレンジカップのオールブラックスXV戦(東京・秩父宮ラグビー場)を控えており「コンディションはすごくいい。今週からフルで参加できている。(W杯メンバー発表までの)この5試合、全選手にチャンスがある。僕としては最初から出たいと思います」と意気込んだ。
オールブラックスXVはニュージーランド代表「オールブラックス」入りを目指す選手で構成されており、攻撃を担当する日本のトニー・ブラウン・コーチも「W杯でベスト8にいくぐらいのチーム」と実力を予測する。
21年に同国のハイランダーズでプレーした姫野は「やりたい。同僚もいっぱいいる」と胸を躍らせた。
現在の日本代表は主将を決めず、複数のリーダーが引っ張る形で合宿を進めている。19年日本大会を経験した姫野には、リーダーシップでも期待が懸かる。
「ケガから復帰して、グラウンドに出て、自分の情熱を燃やして、愛情を注ぐのを見せることが最大のリーダーシップ。誰よりもハードワークして『行くぞ!』ぐらいの声かけで、僕のリーダーシップは成り立つ。ハードワークして、グラウンドの中でベストのプレーを目指すことが、すごく大事だと思います」
充実した表情で、W杯につながる実戦を見据えた。【松本航】


