バレーボールの男子日本代表が、ネーションズリーグ(VNL)で開幕から無傷の8連勝で単独首位を走っている。世界ランキング上位の16カ国・地域が参加する大会で、21年覇者のブラジルから公式戦30年ぶりの白星を挙げるなど好調をキープ。ここまで個人記録でもエース石川祐希(27)や高橋藍(21)、セッター関田誠大(29)らがランキング上位に名を連ねる。9月開幕のパリ五輪予選W杯バレーに向けて順調に進むチーム。その背景を数字から探った。

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各チームが予選ラウンド8試合を終え、日本の総得点は748。その約37%を石川(142)と高橋藍(137)の得点で占める。アタックランキングでも2、3位と両アウトサイドヒッターが攻撃の枢軸となっている。司令塔である関田はセッターランキング2位。多彩なトス回しが攻撃の基盤となっていることが、数字にも表れている。

石川、高橋藍の貢献度はオフェンス面だけではない。ディフェンスに目を移すと、サーブレシーブで石川が全体トップ。高橋藍が5位、リベロ山本智大(28)は7位につけている。山本はサーブレシーブ以外のレシーブを指すディグ部門でも3位。守備専門の“職人技”も好調なチームの大きな支えとなっていることが分かる。

身長が大きな要素となるブロック面をレシーブでカバーし、セッターからの安定感あるトスを高い決定力のアタッカー陣が確実に得点する。そんな好循環が連勝につながっている。

フランスラウンドでの全4試合は全て第1、2セットを連取。序盤で流れをつかんで勝利に結びつけた。ブラジル、アルゼンチンには追い上げられたが、いずれも最終セットをとって制した。競り勝つ力も好調の大きな要素といえそうだ。

◆男子代表のVNL今後の日程 予選ラウンド(R)第3週は7月4日からフィリピン・パサイシティで行われ中国、オランダ、イタリア、ポーランドと対戦。予選R上位8チームは同19日からポーランドで開催されるファイナルRに進む。

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