◆第1セット 来年のパリ五輪予選となるW杯バレー(30日開幕)へ挑む男子日本代表(世界ランキング5位)が、大会前最後の対外試合となる国際親善試合でカナダ(同13位)と対戦。スタメンはオポジット西田有志、アウトサイドヒッターに石川祐希と高橋藍、ミドルブロッカーに小野寺太志と山内晶大、セッター関田誠大、リベロ山本智大と、VNL銅メダルの主要メンバーが名を連ねた。
ブロックで先制点を許すも、石川が強烈なバックアタックを見舞うなど序盤は一進一退。9-11とリードを許した場面では、西田のスパイク、山内のサービスエースで同点に追い付いた。さらに西田もサービスエースを決めて勝ち越しに成功した。だが、後半にサービスエースを決められるなど3連続失点で14-16と再逆転を許す。石川が1枚ブロックを決めるなど見せ場をつくったものの、高さのあるブロックに苦戦。最後までなかなか連続ポイントを奪えない展開が続き、最後は高橋藍のサーブがネットにかかり、21-25で先取された。