白熱の紅白対決は、赤ジャージーの流通経大柏(千葉)の勝利となった。
開始直後にPGを選びSH三田村喜斗(よしと、3年)が位置に立ったが、不成功。それでも前半13分、自陣10メートル付近の相手ボールスクラムからこぼれたボールを奪取してSH三田村がキックで駆け上がると、そのままトライで先制した。
同20分すぎにもゴールライン際まで迫るなど、敵陣で積極的に攻撃するが、相手の守備を破れず。
後半も1トライ差の白熱したゲームが続く。先に流通経大柏がトライを追加したが、直後に失点し7点差。終了間際には自陣深くまで攻め込まれたが、僅差のゲームを制した。
SH三田村は、小学6年間「ラグビーのため」にいそしんだサッカーで鍛え上げたキック力で、コンバージョンキック1本、PG1本を成功させ、1人で10得点。さらには終了間際には相手ボールの下に手を入れて逆転トライを防いだ。
試合終盤の守備中に三田村の胸にあった言葉は「プライド」。
「ディフェンスの時はプライドと言っていて。流経のプライド、千葉のプライドを背負ってここに来たので、絶対に引かずにスイッチオンしました」
目標の「ベスト8以上」は達成した。ノーシードから勝ち上がり勢いに乗る流通経大柏は、初の日本一へ向けて進み続ける。
準々決勝(3日)の相手は、抽選の結果、大阪桐蔭に決まった。


