大阪桐蔭(大阪第2)が因縁の“桐蔭対決”に臨む。全国高校ラグビーは5日、大阪・花園ラグビー場で準決勝2試合が行われる。

初優勝した18年度以来の決勝進出を狙う大阪桐蔭は4日、大阪府内で約2時間練習して最終調整。セットプレーなどを入念に確認し、準決勝に備えた。

相手は、昨春の選抜大会で敗れた強豪。CTB林田力主将(3年)は「このために練習頑張ってきた」と強い思いを明かす。

「僕は桐蔭学園さんとやらせてもらったとき、前のゲームでけがして30分しか出られなくて、悔しい思いをしました」

左膝の前十字靱帯(じんたい)を故障。結果も10-38で悔しかったが、全力を尽くせなかったことにも心残りがあった。

いまだ完治しておらず「膝がパコパコいうような状態」。制限をかけながらのプレーが続いているが「最近は60分間出られるようになってきた」と笑った。

春の対戦からおよそ8カ月。相手が決まった瞬間は「やっとできるんか」という楽しみな気持ちが湧き上がった。

「絶対勝つぞ!」

練習最後。主将はそう叫びながら、部員の輪の中を走ってタックルダミーにぶつかる“伝統の儀式”を行い、準決勝前日の練習を終えた。