オリンピック(五輪)2大会連続銅メダルの愛称「ワタガシ」こと渡辺勇大(27)東野有紗(28)組(BIPROGY)が準々決勝で敗退した。世界ランク5位の2人は0-2(9-21、17-21)で同22位の台湾ペアにストレート負けを喫し、2連覇はならず。今大会限りでのペア解散が決まっており、有終の美を飾ることはできなかった。
テレビ中継のインタビューに応じた渡辺は「バドミントン競技を通じて、間違いなく一番成長させてくれたパートナー。長い間やって来れて幸せでした」と感謝。ファンへは「たくさんの応援が力になった。今日までたくさん応援してくださったおかげで良い成績が残せたと思う。お互い競技人生は続くので、応援していただけたら幸いです」と呼びかけた。
東野は「勇大くんがいなかったらここまで来れなかった。最後はうまくいかないゲームで終わってしまったのが悔しいです」と振り返り、「それぞれの道を応援していただけたらうれしいなと思います」と思いを込めた。
2人は福島・富岡第一中の1学年違いで、12年にペアを結成した。21年東京五輪では、日本の混合ダブルスで初の表彰台となる銅メダルを獲得。渡辺は男子ダブルスでも東京五輪に出場したが、その後は混合に専念し、同年から2年連続で世界選手権準優勝を収めた。
パリ五輪でも銅メダルをつかみ、日本バドミントン界初となる五輪2大会連続の表彰台入り。13日には渡辺がテレビの生放送で一般女性との結婚を発表し、話題となっていた。
今後は渡辺が新しいパートナーとのペアで混合ダブルス、東野が女子ダブルスで活動予定。全日本社会人選手権(9月6~11日、鳥取)では、渡辺が女子ダブルス世界ジュニア王者の田口真彩、東野が桜本絢子とのペアでエントリーしている。


