54年ぶりの頂点を目指す日本(世界ランク21位)が初戦を白星で飾った。シリア(同71位)に99-68で勝利。前半を32-41で折り返しながら、後半逆転した。 格下相手の難しい展開を吉井裕鷹(27=三遠)が打開した。第3クオーター(Q)の序盤、味方のシュートブロックからの流れで3点シュート成功。続けざまに自身の防御から2点、さらには3点と43秒間で一気に8得点を重ねた。
今大会の1次リーグは16チームが4組に分かれ、各組1位が準々決勝に進出。2~3位は準々決勝進出決定戦に回り、勝利した場合には準々決勝で他の組の1位との対戦を予定する。
日本は8日にイラン(同28位)との第2戦、10日にグアム(同88位)との第3戦に臨み、17日(日本時間18日)の決勝を目指して進んでいく。
【バスケ】日本男子、逆転でアジア杯初戦飾る 富永啓生「次はすごく大事な試合」イラン戦へ気合

- アジア杯に向け、会見に臨み、写真に納まるバスケットボール男子日本代表の選手たち。前列左からテーブス、富樫、馬場、ホーバス・ヘッドコーチ、ホーキンソン、富永、ハーパー、後列左から狩野、西田、吉井、ジェイコブス、金近、川真田(2025年7月撮影)
| 日 本 | 99 | 18-13 14-28 28-10 39-17 | 68 | シリア |
試合経過
第1Q
日本の先発はテーブス、馬場、ホーキンソン、富永、吉井。 吉井、テーブス、富永が2本連続と立て続けに2点シュートを決めて8-0と先手を取る。シリアがタイムアウト。 11-6の残り3分50秒、投入されたばかりのジェイコブスが3点シュートに成功。 序盤は流れをつかめなかったシリアも、中盤以降は着実に加点。 日本は積極的に3点シュートを狙うも、引き離すことができない展開だったが、残り3秒で富樫が中央から3点シュートに成功。 18-13とリードで第1Qを終了した。
第2Q
日本はテーブス、馬場、西田、ホーキンソン、吉井でスタート。 18-15から吉井が3点シュートを決めるが、そこから立て続けに9失点した。21-24となった残り7分28秒、日本がタイムアウト。 22-32と劣勢の残り5分56秒、川真田からのパスを受けたホーキンソンがダンクシュート成功。残り4分34秒で右サイドから西田が3点シュートを決めて27-32とし、シリアがタイムアウト。 一進一退の攻防が続いたが、シリアは米国出身のデシールズが得点源となり、引き離される。 31-40と9点ビハインドの残り52・9秒で日本がタイムアウト。 タイムアウト明けもホーキンソンのファウルで、相手にフリースロー献上。流れをたぐり寄せられず、前半を32-41で折り返した。
第3Q
日本はテーブス、馬場、ホーキンソン、富永、吉井でスタート。
残り9分28秒、相手のシュートをホーキンソンがブロック。そこからの流れで吉井が3点シュートを決めた。
続けて吉井は自らの防御から2点シュート、残り8分38秒で3点シュートを沈め、一気に40-41と迫る。
シリアがタイムアウト。
タイムアウト明けはホーキンソンが2点シュート成功で逆転。42-43と再逆転を許してから、テーブスの2点シュート、左サイドから馬場の3点シュートで流れを手渡さなかった。
着実に得点を重ね、川真田の2点シュートで60点に到達。序盤の吉井の奮闘から主導権を奪い、60-51で第3Qが終了した。
第4Q
最終第4クオーター(Q)もテーブス、馬場、ホーキンソン、富永、吉井の先発メンバーでスタート。
先手を許したが、2点シュートを5連続で決め、70-53の残り7分26秒には富永が代名詞の3点シュートを初成功させた。
富永は残り6分8秒でも2本目の3点シュートを決め、復調の気配を見せた。
78-58の残り5分18秒からは富樫が3点シュートを沈めて80得点に到達した。
攻撃のかじ取りを担う富樫は残り3分1秒でも3点シュートに成功。88-67の残り2分1秒ではホーキンソンも3点シュートで続き、90得点に乗せた。選手を入れ替えながら途中出場のメンバーも得点に絡み、緊張感漂う第1戦を制した。
日本は8日にイラン(同28位)との第2戦に臨む。





