全国高校ラグビー大会は7日、大阪・花園ラグビー場で決勝が行われる。頂点まで、あと1勝とした京都成章(京都)と桐蔭学園(神奈川第1)は6日、それぞれ最終調整した。5大会前の20年度と同一カードになったファイナル。京都成章は悲願の初優勝を、桐蔭学園は史上6校目の3連覇を懸けて頂点を争う。

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3連覇を目前にした王者桐蔭学園は、神戸市内のグラウンドで前日調整した。決勝でぶつかる京都成章には昨年3月の全国選抜大会決勝で36-0で勝っているが、藤原監督は「いろいろなアタックオプションを持っている相手。技術的には高校レベルでは一番高い」と警戒。「準備してきたものをどれだけ出せるか」と積み上げの発揮を前提とした上で「どれだけ粘り強くディフェンスできるか」を決戦のポイントに挙げた。

この日は、大阪桐蔭(大阪第3)と24-21の大激戦を繰り広げた5日の準決勝で右肩を負傷したフッカー堂薗主将や、同ポジションで代わって途中出場した木俣らが不在だったが、藤原監督は「明日のために治療を続けている。本人(堂薗)は出たいと言っている。明日の朝、治療してみて(判断する)」と明言。あくまで決勝出場を目指した別メニュー調整と強調した。

大阪桐蔭戦で3トライを決めて主役となったプロップ喜(よし)は「やるべきことをやるだけ。歯車としてやっていこうと思っている」。チーム一体となった戦いをイメージし、史上6校目のV3達成へハードワークを誓った。【永田淳】