<ボート:ロンドン五輪アジア予選>◇最終日◇29日◇韓国・忠州

 各種目の決勝を行い、日本スポーツ仲裁機構への申し立てを経て男子軽量級ダブルスカル代表になった武田大作(ダイキ)浦和重(NTT東日本)組が1位となり、38歳の武田は5大会連続、36歳の浦は3大会連続の五輪出場を決めた。

 女子シングルスカルでは18歳の榊原春奈(早大)が1位となり、同種目で日本勢初の五輪出場を決定。同軽量級ダブルスカルの福本温子(明治安田生命)岩本亜希子(アイリスオーヤマ)組も1位で、23歳の福本は初、33歳の岩本は4大会連続の五輪出場を決めた。

 五輪出場枠を逃した男子シングルスカルの西村好道(東レ滋賀)は7位だった。