大相撲九州場所の三賞選考委員会が23日、福岡国際センターで開かれた。

 殊勲賞には、今場所2横綱1大関を倒した東前頭3枚目の高安(24=田子ノ浦)が、13年名古屋場所以来2度目の受賞。敢闘賞は、再入幕の場所で14日目までに11勝を挙げた東前頭8枚目の栃ノ心(27=春日野)が、11年夏場所以来4度目の受賞を果たした。

 また昭和以降最高齢となる40歳2カ月での幕内勝ち越しを決めた西前頭11枚目の旭天鵬(友綱)は、千秋楽の千代丸戦に勝って10勝目を挙げれば、敢闘賞を与えられることが決まった。