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ホーム陸上ホーム春季トラックシーズン

日本選手権
 3選手出場、国内トップクラスに挑戦 

6月4日から6日、第88回日本選手権(兼アテネオリンピック代表選手選考会)が鳥 取県布勢陸上競技場で行われ、法大からは3選手が出場した。
上位入賞と自己記録 更新の期待がかかった400mの伊藤友広(経4)は7位に終わった。三段跳に出場し た梶川洋平(経3)は強豪に混じって5位と健闘。110mHの入江幸人(法3)は予選 敗退も、関東インカレ決勝(2位)でマークした自己ベストタイを再び記録した。 また、法大OBで世界陸上銅メダルの為末大選手が400mHで優勝、晴れてアテネオリ ンピックへの出場を決めた。



三段跳び
梶川洋平選手

「(結果について)まぁまぁ。前日に腰を痛めていて調子はよくなかったので、16m 跳ぶことができてよかった。(日本のトップクラスとの試合は)楽しかった。ほ とんどが自分より記録が上の選手たち。その中で混じって雰囲気を味わうことが できてよかった」

110mH
入江幸人選手

「レース前からベストを出さないと決勝には残れないと思っていた。隣(のレー ン)が合戸(早大)だったので、ついて行こうと思ったのだが・・・フォームも バラバラで自分の中では最悪の走り。決勝に残りたかったが、組がきつかった。 これも運。いい勉強になった。選手権としてはよくなかったが、悪くてもこれだ け走れるようになったのは収穫。全日本インカレに向けて目処が立った」

苅部コーチ
「(伊藤に関して)動きは悪くなかったが、レース展開が上手く運べていない。 迷っている感じ。力を出し切っていない。(梶川に関して)悪くはなかったが、 安定性はまだまだ。もっといけるはず。16m50は超えて欲しい。(入江に関して)13 秒台で決勝に残れなかったのはかわいそう。レース展開はいい感じだったが、最 後に差されてしまった。そこがまだ詰めの甘さかな。同期2人(合戸、野元=福岡 大)がいい結果だっただけに悔しいと思う。あの世代はライバル意識が強くてい い雰囲気。13秒台が本物になってきた。もう一皮むけるにはさらに厳しい練習が 必要だが、本人もやる気になっているので、いい結果を出させてやりたい」

 

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)

種目 成績 選手名 記録
三段跳び決勝 5位 梶川洋平B 16m11
男子400m 予選2組3位
(タイム上位で決勝進出)
伊藤友広C 46秒73
   〃   決勝 7位   〃   46秒78
110mH予選2組 5位 入江幸人B 13秒99

関東インカレ最終日
 100m清水、三段跳び梶川が3位入賞!!

 第83回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)、最終日(第4日目)。
100mの清水祐亮(経4)が10秒52で、三段跳びの梶川洋平(経3)が15m63で、それぞれ3位に入賞。表彰台にのぼった。
各競技であげたポイントを総合した結果、法大の最終順位は9位に終わった。



100m
清水祐亮選手

「(体調)前日のようにうまくはいかず、調子が落ちていた。100mの予選準決勝、リレーの決勝と全力で走り、よくなるかと思ったら体にダメージ・疲れが。4日間精神的にダメージが。(準決勝の後の苦笑いは)走ったときにあまりよくない。ダメダメみたいな。(プレッシャーは)準決勝がすごくよかったら優勝を意識したが、あまりよくなかったので開き直った。何も考えずに。(走りは)スタートは予選からきまってなかった。普通に出て、中盤くらいで足がつりそうになり、追い上げられたが肉離れになってしまうので。レース後軽く筋膜炎になっていた。悔いの残るレース。治療に専念したが、腫れもとれて今後走り始める。(次は)日本インカレ。作り直して、肉体・精神的に万全に。次こそは。(3位)50mくらいから怪我で動けていない。あっ、3番だ!あの状況で3番。勝てないレースではなかったかな。今度こそレースできるように。(表彰台)気持ちよかったが、1番がうらやましくもあり、悔しくもあり。(学んだこと)集中力の持続。4日間、すぐきれてしまうので。精神的に強くなりたい。今回見つけた改善すべき点はある。怪我を治して練習していく」。
三段跳び
梶川洋平選手

「調子は悪くなかった。記録は全然ダメ。話にならない。(踏み切りがだいぶ前)いいフォームではない。まとまった感じではない。(ファール)ちゃんと踏み切れば16m。ファールだから何もいえない。(3位)またここかよ。飽きた。立ちたくない。優勝できないことはなかったので悔しい。(今後)日本選手権、全カレ、南部記念。アテネにいくためは16m55を跳ぶ。悪くても16m越えたい」。
青木選手

(調子)悪くない。(競技をふり返って)50点くらい。全然ダメ。(課題)スピード。筋力をつけること。(今後)先輩においつけるよう頑張る。

4×400mリレー

松本選手(第1走)
「(調子)悪くない。(走り)400mHとかわらず、前半うまく走れたが、後半はしれなかった。(バトン)へばってしまったのと、2走がはやく行き過ぎてスムーズにいかなかった。(結果)上位狙いだったが、かなり悔いの残るレース。怪我のメンバーも。(今後)走力がないとはしれないので、走力アップ。全カレで満足いく結果が出るように練習」。

光安選手(第3走)
「(調子)予選よりも悪い。足の張りも。あまり動けていない。疲れとか。(バトン)最後なのであまり意識せず。(全体)全くダメ。全然。焦った部分も。(個人の400m)前半気持ちよくはしれたが、カーブ(外側)で逃げ切ろうと思ってとばした。外側のが苦手。(課題)後半の体力のなさ。後半の粘り強い走りを身につける。(結果)リレー全然ダメ。タイムも順位も。400mは出ると思ったが、アウトレーンで100%の力は出せなかった。(今後)400mでベスト、47秒台」。

 

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)

種目 成績 選手名 記録
円盤投げ決勝 なし 岡本浩一B 記録なし
男子100m準決勝 1組2着 決勝進出 清水祐亮C 10秒63
   〃   決勝 3位   〃   10秒52
三段跳決勝 3位 梶川洋平B 15m63
5000m決勝
13位
岡田拓也B 14分36秒49     
男子4x400mリレー決勝
7位
松本@・小川@・光安B・伊藤C 3分13秒82



関東インカレ
3日目・入江準優勝!!

 第83回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)第3日目。110mHで入江幸人(法3)が13秒99で2位にはいり、今大会法大初の表彰台に立った。期待のかかった伊藤友広(経4)は終盤伸びず、4位。また、4×100mリレーでは終盤猛追をみせるが、6位に終わった。明日最終日は、100m予選で好タイムを出した清水祐亮(経4)、三段跳びの梶川洋平(経3)が登場。表彰台を狙う。


苅部コーチ
「(今日を総合的に見て)いいのも悪いのもという感じ。残念だったのは伊藤。内側から来られて硬くなってしまっていた。経験不足かな。勉強になったはず。力はあるが、今日はレース展開をうまく引き付けられなかった。悲観はしていない。よかったのは入江。東京選手権勝ちから好調だった。レースには勝ちパターンというものがあって勢い的には向いていたが、最後は少し硬くなったかな。(彼のいいところは)ハードルに対して貪欲。推薦入学ではないし、学部も(市ヶ谷キャンパスの)法学部。ハンデがあるが、エリートじゃないことを自覚してよく考えている。ベストを2回更新した。100mで0.4秒縮めるのだから大したもの。13秒台は日本のトップクラス。自信が付いたはず。(清水について)好調。逆に良すぎるくらい。怖いのはケガだけ。(4×100リレーについて)3位を狙っていたが、状態的にはこんなもの。走力的に劣るだけにバトンが稼ぎどころだが、あまり練習ができなかった。1・2走の失敗のツケがそのまま出てしまった。(明日の見どころについて)清水がどれだけられるか。もうひと声いって欲しいところ。マイルは厳しい戦い。いいレースができれば、結果は付! 「てくるはず。後は梶川(三段跳)。入賞は確実なはず。2、3番を狙ってくれれば」

110mH
入江 幸人選手

「試合前には予想もできない結果でびっくりしている。予選では優勝した選手にも勝っていたので、うれしさ半分、悔しさ半分。東京選手権(4月)で記録は出ていたが、自信はあまりなかった。予選でプレッシャーがなくなった。(状態は)東京選手権からいい感じで調整も上手くいったので、ハードルを跳ぶいいリズムが体に染み付いていた。(今後は)今日のレースはまだ完璧ではない。2位という結果に(自分を)甘やかすことなく、全カレ(全日本インカレ)では優勝を狙いたい。今の勢いでベストを更新していきたい」

高橋 誠選手
「(体調は)よくもなく悪くもなく。興奮していて気分がよかった。(直前の練習で転んで滑っていってしまい)びっくりしたことも。ひざなどをすりむいてしまった。(今日の結果)総合点で貢献できる。(この前4位を目標に挙げていたが)有言実行。達成できたが、4位は最低目標。(入江選手とは何か話したか)自分達で頑張って得点を取ろう。(ふり返って)予選でベストタイ記録がでた。このときは余裕を持って出せた。決勝で13秒台出るかなっと思ったが。心に隙があったのかも。(決勝の走り)ひどい。よくない。予選のほうがまだまし。アップはよかった。体が動いていただけに。いろいろよくないことが重なっていった。(結果)タイムより順位。納得いかないが。(目標)全カレのプロセスを組んで、狙った試合でタイムを出す。13秒台か自己新。そういう練習をしていく。(仲間)身近な仲間がいるので自分もと思う。刺激になっている。(法政のハードル)先輩達はすごい。自分達も近づけるように。ダメだといわれたら嫌だし。(次は)あまり試合がない。全カレ。今回アピールできたと思うので。校内選考があるかもしれない。それだと記録会とかに出るかも! オれない。」

400m
伊藤 友広選手

「(今日の調子は)悪くはなかったが走れなかった。(理由は?)うーん・・・前半スピードに乗せるために無理をした。それでも調子がよければ余裕を持っていけるはずだが、後半はどうにもならなかった。200mすぎから乳酸がたまって、動かなくなるのがわかった。目標は日本選手権なのでここに合わせていたわけではないが、走れなさすぎた。(優勝した山口選手について)今、日本で一番早い選手のはず。今日勝つのは難しいと思っていた。彼も前半突っ込んで入る。早く入らないと記録が出ないので。できるだけ近づきたかったが・・・今年はとにかく(オリンピック選考レースの)日本選手権なので、今日は仕方ない」

100m
清水 祐亮選手

「(リレーについて)チーム状態も気象条件もよくなかったので、こんなもの。(個人の100m予選について)ぼちぼち。まだ1本目、予選なので、気負わずに決勝に向けた走りをした。(明日の準決勝・決勝に向けて)優勝とか考えず、自分の走りができれば結果はついてくるはず。明日は切り替えて」

1500m
清水 陽介選手

「今の自分の力では組み立てなど出来ないと思い、ついていって、ねばろうと思った。悪天候ということは、自分は得意だし、周りも一緒のことなので気にならなかった。自分はスポーツ推薦じゃないし、陸上に専念できる環境にないが、推薦組ばかり気にして焦ってしまうと空回りになるから、自分の力を伸ばしていけばいいと思っているので、推薦組に対して特に意識していない。いい目標だと思っている。今後は全カレの1500m。ぜひリベンジしたい。そして、駅伝でも戦力として走れるようがんばりたい。」

松垣 省吾選手
「特にレース展開は考えてなかった。流れのままにという感じ。調子は特に悪くない。(悪天候の中でしたが)そんなに暑くもなく、雨がやんでいたので、走るには良かった。決勝は残りたかったが、ラスト150mで周りとぶつかったり、前に出るのを阻まれた。前に出ようとしたが、逆にバランスを崩してしまった。今後はロングの練習に戻して、全日本予選に重点を置いて、走れるようにしたい。」

棒高跳
岩井 聡選手

「(調子)最初から足が痛くあまりよくなかったが、ちょっとずつ上がっていった。(雨の影響は)相当やりにくい。風の影響もあった。(今日は)5mいきたかった。(課題)まず足を治す。踏み込みを思いっきり、助走からうまくつなげていく。(次の試合は)神奈川の県選手権。5M15出せれば。全カレA標準を突破したい。」

松田 翔吾選手
「雨だったけど体の調子は良くていつもより走れていたけど、持ってきていたポールはやわらかくて、おいつかなかった。調子が良すぎて駄目だった。(今後の課題は)最近まで故障してて跳躍の練習をあまりしてなかったんで、跳躍練習をしてカンを取り戻したい。来月の神奈川県の選手権で自己ベストの15M15以上を出したい。 」

男子4x100mリレー
菅沢 崇裕選手(第1走)

「(調子)悪くはないが、左のハムストリングがよくない。走れていない理由ではないが。(スタート)雨とかは関係なく出れなくて。どちらもダメでした。(課題)全体的に悪い。体を一から作り直しベストタイムを思い出す。(バトンパス)決勝もつまってしまった。(ポイント)スタート。走り方自体が忘れているので思い出していく。(100の予戦について)全然駄目です。(課題は)全体的に悪かった。ベストを出した時の走り方を思い出せたら。全カレは100の方はまだA標準を出していないので、記録会など出れるのを探して記録を出していきたい。(今後)全カレにリレーで。(目標)個人としては体を作り直す。リレーは法政新と3位以内。」

奥野 裕嗣選手(第2走)
「体調を崩して万全ではなかったが、調整も実力のうち。バトンパスでミスした。あれがなければ3位以内に入れたはず。情けない。申し訳ない。(今後の課題は)ピーキング。当日ベストの状態に持っていくのは難しい。練習では上手くいっているので、試合でいかにそれを発揮できるか。(今後、強化したい点は)苅部さんの言うとおり練習をすれば結果が出ると思うので今まで通りに。バトンは修正してインカレに臨みたい。(今後の予定は)全日本インカレ。リレーでも個人200mでも3位以内を狙いたい。優勝争いをして法大記録を出したい。3、4回は記録会などに出て経験を積んで、(全カレで)ピーキングの面でも集大成を出したい」

田中 恭一郎選手(第3走)
「(調子)個人が全然ダメでリレーに気持ちを切り替えて走ったがあまりよくなかった。(バトンパス)あまり練習できなかったのでもっと練習できれば。(課題)すべてにはまっていない。スピードに乗れない走り。(必要なことは)練習。(強化ポイント)上下のぶれ。もっとスムーズに走る。 」

女子100M
杉森 詩野選手

「(調子は)今季調子が悪いので。故障していて影響が。ベストより0.5秒くらい遅い。昨年は故障ででられなかった。ここからまた練習していく。(次は)全カレに出場するために標準記録をきるように。(改善点)スタート。スタートがみんな遅いので。」

ハーフ
山口 航選手

「(今日の結果について)タイムからしてもよくはなかった。8位入賞を狙っていたのだが・・・雨は気にならなかった。(4月の)焼津ハーフで前半早すぎたので今日は後ろから行ったが、スローペースだったので結果的には消極的すぎた。(今後について)6月の全日本駅伝予選会に向けてスピード練習をしていかないと。10000mトラックでの争いになるので」

秋山 和稔選手
「(目標)できるだけ前についていこう。どれだけ先頭についていけるか。粘れるか。(調子)普通。(天気・雨)あまりよくない。あげようとしてとまったり。きつい。みんな同じ条件だが。(朝は)4時くらいに起きた。体が寝てるしきつい。体がおきていないから。普段と寝る時間も違う。(走り)もう少し積極的に前に出られれば。(課題)体力作り。体力作りは積み重ね。基礎体力をつけて下積みをつけていく。(次は)全日本予選会。(チーム)他の人をカバーしなくては。自分としては自分の仕事をする。 」

小林 朋幸選手
「今日は入賞を狙っていた。関カレ出場が初なので、はじめから思いっきり行こうと思った。最終的に集団から遅れてしまったけど、思いっきり行こうと思っていたので、良かったと思っている。調子は悪くはない。途中ペースが上がり、ついていけなかった。まだまだですね。次は、全日本の予選会。チームが本選にいけるようにがんばりたい。まだ1ヶ月あるので、ちょっと休んで調整していきたい。 」

 

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)

種目 成績 選手名 記録
100M予選 1組1着 準決勝進出 清水祐亮C 10秒48
3組8着 準決勝進出ならず 田中恭一郎B 10秒92
4組8着 準決勝進出ならず 菅沢崇裕A 10秒98
男子400m準決勝 2組2着 決勝進出 伊藤友広C 47秒08
   〃   決勝
4位
  〃   46秒96
1500M予選 1組9着 決勝進出ならず 松垣省吾A 3分58秒28
2組7着 決勝進出 清水陽介A 3分52秒45
2組14着 決勝進出ならず 橘信吾C 4分13秒89
  〃  決勝
11位
清水陽介A 3分54秒72
ハーフマラソン決勝
16位
山口航B 1時間6分 55秒
18位
秋山和稔B 1時間7分 2秒
19位
小林朋幸B 1時間7分 19秒
110MH予選 1組1着 決勝進出 入江幸人B 14秒00
2組6着 決勝進出 高橋誠B 14秒21
3組7着 決勝進出ならず 西畑宏史C 14秒47
  〃  決勝
2位
入江幸人B 13秒99
4位
高橋誠B 14秒33
男子4x100mリレー決勝
6位
菅沢A・奥野C・田中B・清水C 40秒23
棒高跳決勝
10位
岩井聡B 4M90
なし
松田翔吾B 記録なし
女子100M予選
2組6着 予選敗退
杉森詩野C 12秒69
5組4着 予選敗退
関山英見B 12秒37



関東インカレ
2日目・伊藤予選突破!!

 5月15日に第83回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)第2日目が横浜国際総合競技場で行われた。200m、800mともに予選を突破した選手はいなかったが、400mでは、伊藤友広(経4)が余力を残しながらも、貫禄の走りで予選を突破した。砲丸投げの山田壮太郎(現1)、3000m障害の下川原温(経1)の両1年生にも予選突破の期待がかかったが、決勝進出はならなかった。 明日3日目は午前8時からハーフマラソンが行われる。

成田監督
「(2日目終えてみて)ぼろぼろ。最初の200mから流れが悪かった。400m(の吉冨)は肉離れになってしまった。(3000mscは?)あれぐらいだと思います。(1年なので)良い経験になった。
(明日はハーフマラソンがありますが)調子は悪くないです。疲れがきているが、あとは力の問題ですね」

苅部コーチ
「(今日の短距離は)あまりよくない。伊藤だけ。予選なので力を出していないが、動きは悪くなく明日につながるのでは。吉冨は肉離れ。昨日頑張りすぎたのかも。明日のマイルはでられない、他の選手をつかう。(明日への期待)伊藤が上位にいってくれれば。勝ってほしい。東海大の山口選手が強いが、いい勝負ができれば。(4×100mリレー)3番狙いだったが厳しい。記録は40秒をきれれば」

3000msc
下川原 温選手

「(大学初試合でしたが)全然練習してなくて、腑甲斐ない結果です。(目標タイムは?)特に決めていない。今度出る試合で見返したいです」

砲丸投げ
山田 壮太郎選手

「今日の結果には全然満足していない。ベストを出そうと力んでしまった。目標は8位だった。ベストが出せれば狙えない順位ではなかった。今後は、全カレに向けて、ウェイトなどして力をつけていきたい」

 

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)

種目 成績 選手名 記録
男子200m予選 1組6着 準決勝進出ならず 奥野裕嗣C 22秒26
3組8着 準決勝進出ならず 泉山雄太B 22秒97
男子400m予選 2組1着 準決勝進出 伊藤友広C 47秒36
4組4着 準決勝進出ならず 光安賢治B 48秒82
男子800m予選 1組6着 準決勝進出ならず 吉岡亮C 1分53秒72
3組8着 準決勝進出ならず 齋藤貴裕@ 1分56秒38
3000m障害予選 1組12着 決勝進出ならず 下川原温@ 9分21秒62
砲丸投げ決勝 16位 山田壮太郎@ 13m88

 

関東インカレ
1日目・リレー共に決勝進出!!

 第83回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が横浜国際総合競技場で開幕。5月14日に行われた第1日、法大からは3種目の決勝のほか、リレー2種目などの予選に出場した。 10000mにただひとり出場した岡田拓也(経3)は、前半から後方のまま19位。走幅跳で上位進出を狙った沼倉雅樹(社4)は6位だった。400mHに出場の男女4選手は予選敗退に終わったが、上級生の卒業で戦力ダウンが懸念されていたリレー種目では、順当に決勝進出を決めた。

成田監督
「(初日を終えて)つらいですね。幅跳びで点を取ってくれたのと、リレーの決勝進出も決まったのはよかったですが・・・400mHは残念だった。明日は200m、400m で頑張ってもらいたい」

苅部コーチ
「(初日を終えて)イマイチでした。400mH全員敗退は残念だったが、リレー、特に4x400mで決勝に残れたのはよかった。4x100mリレーは3位を狙っているのだが・・・4選手共に集中力がなく、本当に勝ちたいという気が出ていない。優勝をとは言わないが、来年につながる走りをして欲しい」

男子10000m
岡田 拓也選手
「(調子は)悪くなかった。(今日の走りについて)もっと粘った走りをしたかった。(怪我明けだが)もっと行けるかなと思ったが、甘くはなかった。タイムも納得いかない。(5000mでの目標は)8位以内。記録より順位を」

走幅跳
沼倉 雅樹選手
「(今日の跳躍を振り返って)悔しい。特に最後のファウルが。記録としてはセカンドベストだったが、結果が付いてこなかった。今年はレベルが高かった。初日の試合で大学の流れを作るポジションだったので、もう少し結果が欲しかった。最低でも(全日本選手権参加標準記録の)7m65は跳ぶつもりだったのだが・・・(今後の目標は)今日の結果で残るは全日本インカレだけになってしまった。(大学)最後の試合なので、良い結果を残したい。表彰台に上がりたい」

男子4x100mリレー
菅沢 崇裕選手(第1走)
「(調子は)まぁまぁ。1本目だったんでもうちょっと行けると思った。(バトンパスは)無難にいったが少しつまった。(スタートダッシュは)少し遅れたかなと思ったが悪くはない。(決勝に向けて)3位以内に入って、表彰台にのぼりたい」
奥野 裕嗣選手(第2走)
「(調子は)まだまだ。無難な走りだった。決勝に向けていい刺激になった。(バトンパスは)ぶっつけ本番で一か八かだった。(個人出場の200mについて)目標は自己ベスト。3位以内に入りたい。(練習での仕上がりは)上り調子で来ているので、結果を出したい。前半でいかにスピードに乗せられるか。後半はリズムができてるんで、前半を大事にしていきたい」
田中 恭一郎選手(第3走)
「(調子は)良くもなく悪くもなく。(バトンパスは)2走→3走のところで少し届かなくなったので、そこを修正したい。(個人出場の100mの目標は)ベスト(タイム)に近い記録を出して入賞すること。得意なのはスタートダッシュから真ん中あたりまで。(リレー決勝に向けては)自分のできることをしっかりやればいい記録が出ると思うんで、リラックスしていきたい」
清水 祐亮選手(第4走)
「(チームの状態は)ぼちぼち。(バトンパスは)2走→3走、3走→4走のところで少しミスがあったので、決勝で修正していきたい。(自身の調子は)100m に向けて良い刺激になったと思う。走ってみての感触は良い感じだった。(目標は)できればメダルが欲しい」

男子4x400mリレー
吉冨 隼選手(第1走)
「(調子は)良くもなく悪くもなく。あまり動いていたとは言えない。(予選突破について)組に恵まれた。久しぶりのレース、最後のまとめがうまくいかなかった。(決勝での目標は)まずメンバーに選ばれること。せめてメダルを取りたい」
小川 敦史選手(第2走)
「(調子は)全く駄目。(途中で交錯したチームがあったが)大丈夫だった。外に逃げたので。(決勝に向けて)走るかわからないが、今日の反省を活かし自分の走りをしたい。(反省とは)前半早く突っ込めといわれたが、体力的にできなかった。何とかしていきたい」
光安 賢治選手(第3走)
「(今日のレースを振り返って)決勝に進めたことがよかった。2走が悪かったので流れを作りたかった。前半飛ばしすぎてしまったのが反省。(決勝では)その点と、ラップタイムが47秒だったので46秒半にもっていきたい。(目標は)表彰台になんとか登りたい」
伊藤 友広選手(第4走)
「(今日のレースを振り返って)3位に入るのが目標だった。戦力的にも1着は難しいと考えていた。渡されたのが3番手だったのが良かった。無理せず、余力を持って走れた。(決勝は)メンバーが予選と変わる可能性がある。展開も違ってくるので上位も狙えるかも。例年は戦力が計算できたが、今年はまだ未知数なので何とも言えないが、3番以内を狙っている」

男子400H
松本 直記選手
「(調子は)悪くなかった。(今日のレースについて)後半動かなかった。タイムも遅くて納得行かない。雰囲気に飲まれた。周りのレベルが高く、うまく自分の走りができなかった。(今後の目標は)早く自己ベストを出したい」

女子400H
河野 沙香選手
「(今日のレースを振り返って)全然駄目。前半は思うように走れたが、後半が駄目だった。(今後の目標は)全日本インカレの標準記録突破」

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)

種目 成績 選手名 記録
10000m決勝

19位

岡田拓也B 30分23秒67
男子走幅跳 決勝 6位 沼倉雅樹B 7b49
16位 寺嶋隆司A 6b90
男子やり投げ決勝 11位 小野寺治C 62b61
男子4x100mリレー予選 2組3着 決勝進出 菅沢A・奥野C・田中B・清水C 40秒32
男子4x400mリレー予選 2組2着 決勝進出 吉冨A・小川@・光安B・伊藤C 3分11秒95
男子400mH予選 1組6着 準決勝進出ならず 西村翼A 52秒74
3組7着 準決勝進出ならず 矢野秀樹@ 54秒64
4組7着 準決勝進出ならず 松本直記@ 53秒94
女子400mH予選 2組6着 準決勝進出ならず 河野沙香A 65秒14

 

関東インカレ直前!!インタビュー

成田監督
(チームとしての目標は)去年並みの成績。6〜8番以内でいければ。今年はきついかな。(調子は)長距離はよくない。不注意や怪我などで。上のほうの選手がみんな壊れている。A標準きったのはみんな棄権だ。怪我も重い。白田や原田は回復してきている。しかし、つむらいや佐藤は故障で全日本もきついかもしれない。他の選手は何とか間に合うだろう。(1年の下川原選手がエントリーされたが)練習を見ていると強い。期待をしている。この時期(大学入学して少したって)は気が抜けたり疲れの出る頃。(調子がよいのは)110mHの3人。決勝にいってほしい。(女子)どこまでやってくれるか。(跳躍)おもしろい。幅跳び、三段跳びは記録を出してくれれば3位以内もいける。(チーム)今年は確実にという選手がいない。出場選手が少ない。長距離の怪我が多い。マイルリレーが今年はきつい。

苅部コーチ
(短距離の調子は)清水、奥野、伊藤、西畑がよい。特に清水は東京選手権でも勝っていて、もしかするかもしれない。(特に注目は)伊藤、清水。奥野も一皮むけるか。(4×100mリレーは)4人がきっちり走れれば上位も狙える。東海、早稲田がタレントが豊富でずば抜けて強い。なんとか3番にはいれれば。どっちかをくえれば。(4×400mリレーは)厳しい。板橋、大槻という大砲が抜けた。1年生を使わなくてはならない。1年生が力を出し切れるかどうか。(伊藤選手は)調子がいい。大阪GPもリレーでいいタイムを出した。まずまず。オリンピックに行ってもらいたい。(高橋選手は)調子がいい。水戸GPでまあまあの成績。110mHの3選手(西畑、高橋、入江)は3人そろっての決勝もあるかもしれない。法大では91年以来くらい。

伊藤 友広  400m,4×400mリレー
(調子は)春先はよくなかったが、ようやくあがってきた。(先日の大阪GPにリレーで日本チームで出場)調整せずに出て45秒3のベストラップと一緒くらいで走れた。後半落ちずに余力ありでいけていた。調子は上向き。(目標)去年400mで勝っている。敵は東海大の山口君。彼は今日本で一番。どれだけ迫れるか。45秒台を出したい。出たらいい感じで日本選手権につながる。(リレー)厳しい。個々のレベルが落ちている。けが人も多い。予選から頑張らなくては。ギリギリ決勝に行けるかどうか。1年生のところちゃんとつないでもらえれば。(短距離全体)ベストも出て雰囲気がいい。(取材時横にいた)清水もやってくれるでしょう!110mHも調子がよい。

清水 祐亮  100m,200m
今回は100m1本で。100mのほうが目立つから。(調子は)順調(目標)はタイムよりタイトル狙い。高校時代を含めまだ大きなタイトルを取ったことがないから。普通どおりに走れればけっこういけるはず。(当日)優勝とか考えすぎず練習のとおり走ること。(タイム)日本選手権の参加標準タイムをきること。日本選手権にでてオリンピック級の人と勝負したい。

高橋 誠  110mH
(目標は)決勝に残ること。4番以内に。(調子は)前まで怪我をしていたが、先週試合に出てからは調子はよい。その波に乗ってタイムを出す。(13秒台は)決勝で出れば。タイムを考えるとダメになってしまうので、雰囲気の中で頑張って出す。(期待)水戸の試合のときよりは動けている。調子はいい。

西村 翼  400mH,4×400mリレー
(調子は)悪くない。足の怪我(膝の裏)が完治しきっていないが、体はつくってきた。(目標)決勝進出。(走りのみどころ)前半5台目まではやくいくところ。後半ばてるので。(400mHの魅力)ラストの根性勝負。気持ちでもっていく。気持ちで勝ちが決まる。 

吉富 隼  400m,4×400mリレー
(目標)決勝進出、ベスト8。タイムは47秒0くらい。(調子は)けが(アキレス腱)あけでぎりぎりまにあった。(みどころ)最後あまり落ちないところ。粘り。スタートは苦手。(リレー)柱が抜けたから楽勝ではない。伊藤さんまでに差が無い状態でつなぎたい。リレーの決勝進出はとぎれたことがない。伊藤さんの代でどぎれさせるわけにはいかない。

菅沢 崇裕  100m,4×100mリレー
(目標は)自己ベスト(10秒42)に近いタイムで。ずっと不調だが上向いてきている。関カレでいいタイムをだす。(体調)バッチリ。(得意)スタートダッシュ。(リレー)バトン練習は去年よりできていない。2回くらいしかやっていない。予選はなんとか。目標は3番以内。早稲田、東海に勝ちたいが、その次くらいになりたい。タイムは去年出した法政新も。 

矢野 秀樹  400mH,4×400mリレー
(調子は)最近走れるようになってきた。まあまあ。(目標)低めだが、準決勝進出。(1年で初の大きな試合)チャレンジャー精神を忘れないように。(大学にはいっての変化)まだない。これからの動きをしっかり覚え、大会につなげていきたい。(見どころ)後半の粘り。(400mHの層は厚い)すごく対抗意識が高い。波に乗り遅れないようにしたい。

小川 敦史  4×400mリレー
(調子は)ちょっと右足をいためている。(目標)メンバーに迷惑をかけない走りをできればいい。もらった順位を落とさずに。(みどころ)後半120mくらい。(400mの魅力)人それぞれ個性をだして走れるところ。 

青木 祐輔  三段跳び
(調子)悪くもなくよくもなく。六大のときよりは走れていると思う。(目標)自己新(15m24)、入賞。15m後半を出す。(入学後初の大きな大学の大会)プレッシャーはない。楽しくやれれば。(踏み切り)助走でリズムをちゃんととっていければ。何度も練習でやっているので。(チームの梶川選手との争い)まだそのレベルではない。参考にして、いつか追い越せるように。

河野 沙香  400mH
(調子は)いい。(目標は)準決勝進出。全カレ標準記録突破。できたら62秒台を。(注目点)インターバルの歩数があえば記録は出る。スタートから23歩であえば。 

関山 栄見  100m,100mH
(目標は?)100mで12秒35をきること。100mHで14秒80をきること。(調子は?)なかなかよい。気持ちでは。プレッシャーもない。(期待)後半ののびに期待です。決勝まで残りたい。

 


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