名古屋産業大(愛知県尾張旭市)の硬式野球部監督(50)が「部員のマナーが悪いのは監督の責任」などとして解任を通告されたのは不当として、名古屋地裁に申し立てた労働審判をめぐり、大学側は5日までに通告を撤回し、和解することが決まった。

 監督によると、大学側と監督が連携し、部員の生活指導に当たることなども双方が交わした同意書に盛り込まれた。

 監督は「身分が戻されたのは良かった。今後は野球部の運営について話し合いを進めたい」としている。