東都大学野球リーグの中大が10日、八王子市の同大で新年初練習を行った。今秋ドラフトの1位候補、沢村拓一投手(3年=佐野日大)を擁するだけに、練習にはプロ10球団のスカウトが集結した。沢村は「今年1年はアクセル踏みっぱなしでいきたい」と新年の目標を掲げた。視察に訪れた巨人井上スカウトは「スピードも含め、投手として持っているものすべてがトップレベル」と評価していた。また、昨年末に脊柱(せきちゅう)管狭窄(きょうさく)症の手術を受け、前日9日に退院したばかりの高橋善正監督(64)も元気な姿を披露した。