<首都大学野球:東海大6-1武蔵大>◇第3週3日目◇20日◇相模原球場

 巨人原辰徳監督(52)のおいで、最速157キロを誇る東海大・菅野智之投手(3年=東海大相模)が粘投し、チームに勝ち点2をもたらした。最速148キロ止まりながら、武蔵大3回戦で4安打9奪三振1失点(自責0)の完投勝利。延長11回を投げた1回戦から中1日のマウンド。国内4球団のスカウトが見つめる中、疲労も見えたが「昨日悪い負け方をしたので、いつも以上に気合を入れた」。19日の敗戦でリーグ戦での連勝が20でストップ。春に続く全勝優勝は途切れたが、連覇はあきらめていない。同じくセ・リーグ4連覇へ奮闘する原監督の姿に「いい刺激を受けています」と話し、21日は東京ドームでの巨人-横浜戦を観戦する予定だ。おじに負けじと、リーグVへ突き進む。