東京6大学リーグで99年秋以来優勝から遠ざかる立大に”持ってる”男が加入した。7日、4月に入学する興南(沖縄)我如古(がねこ)盛次内野手(3年)が初練習。昨年興南で主将を務めた我如古は、センバツで8打席連続安打と通算13安打の大会タイ記録をマーク。夏も12安打で、年間25安打の甲子園新記録を樹立した記録ずくめのルーキーだ。埼玉・新座市内のグラウンドでランニングなどをこなし「早くレギュラーになって優勝できるチームにしたい」と意気込んだ。大塚淳人監督(50)も「甲子園連覇の主将はそういない。"持ってる”人が早大から出て行って、立教に入ってきた」と日本ハム斎藤に劣らぬ活躍を期待した。