全国高校野球選手権大会の出場校による甲子園見学が4日、最終日を迎えた。大トリ登場は大阪偕星学園。プロ注目の姫野優也(3年)が快挙に思いをはせた。背番号8で外野を守り、投手でもある姫野の打順は1番。「1発放り込みたい。レフトスタンドに。初球の先頭打者本塁打くらい」。大阪桐蔭戦でもアーチを放つなど、甲子園初出場に貢献した姫野は、初球先頭打者アーチへの意欲をみせた。先攻となれば、夏の甲子園でも過去4度しかない「プレーボール弾」への挑戦権を手にすることになる。

 なお、大会は今日5日に開会式リハーサルが行われ、6日に開幕する。

 ◆プレーボール本塁打 夏の甲子園で1回表の初球を本塁打したのは4度ある。最近では12年8月18日に光星学院(現八戸学院光星)天久翔斗外野手が、神村学園戦(3回戦)で放っている。これを含め先頭打者本塁打は31本出ている。