ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(31)が10日、3、4月度「大樹生命月間MVP賞」に選出された。

26試合で打率は3割4分8厘、32安打、2本塁打、16打点はだった。ここまで5番を主戦場とし、打線をけん引した。「初めて受賞してとてもうれしく思います」と笑顔を見せた。

5月もここまで打率3割、6安打、2本塁打、5打点と好調をキープする。「準備をしっかりすること。毎日フィールドで全力を尽くすことが大事。ヒットがでなくても打席の内容だったり、チームのために貢献したい気持ちが強い」とうなずいた。

3番にオスナ、4番に村上が入るオーダーが基本線。そこに5番サンタナが控える。「2人とも素晴らしいバッター、2人がいて心強く思う。オスナ、村上の打席も見ていて、情報が得られるので、とてもいい打順だなと思う」と相乗効果があると言う。

相手の研究も進む中で「考えすぎないこと、投げミスを狙うアプローチで打席に立っている。ピッチャーも全力で抑えようと来る中で、投げミスを一発で仕留められるようにしています」。また神宮の人工芝での負荷を鑑み、母国・ドミニカから自身のトレーナーを呼ぶなど、準備に余念はない。「数字は意識しない。考えすぎないこと。シンプルなアプローチ。次のバッターにいい形でつなげることを心がけています」と今後もチームのための1本を放つ。

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