春日部共栄が逃げ切り、5年ぶり13度目の関東大会出場を決めた。

 2回、1死一塁から6番浜田大輔外野手(2年)の右中間を破る適時三塁打で先制。さらに8番伊藤束紗外野手(2年)の中前適時打で1点を加えた。守っては鈴木慎吾、大道温貴(ともに2年)の継投で1失点に抑えた。

 対右投手限定でスタメン起用される浜田は「先制点だったのでうれしかった。打撃でアピールして、左投手が相手の時も出たい」と笑顔。本多利治監督(57)は「残塁(10)が多すぎる。チャンスで畳み掛ける打撃ができれば」と課題を挙げた。