平塚江南が７回コールド負けを喫し、初の８強進出はならなかった。

　背番号１の山田凌投手（３年）が先発したものの、２回２安打２失点で降板した。須藤大翔（１年）柳田玲（２年）富田歩投手（１年）と、継投したが、桐蔭学園打線の勢いを止めきれなかった。４人で継投し、５番手として山田は再び登板するのが試合前からのプランだったという。

　試合後はホウキを持って、率先してダッグアウトやベンチ裏の掃除をした山田は「ウチのチームは１６強を目標に練習してきた。その目標は達成できました。悔いはありません」と、すがすがしい顔で振り返った。祖母が九州にいるので、九州大の理工学部を目指し、今後は勉強に励むという。