神村学園は11安打と打線がつながり、7得点でコールドゲーム勝ち。1回に5番島中、6番田中祐の連続適時打などで3点を先取し「よく打ってくれた。流れをつかめた」と小田監督は目を細めた。

 相手の4失策に対して無失策と持ち味の堅守が光った。エース俵森に代わって先発した中里も、1安打無失点と好投。

 鹿児島県勢対決となる決勝に向け、小田監督は「嫌でも意識する」と苦笑いしたが、中里は「負けないです」ときっぱり。