専大松戸(千葉1位)が日大三(東京2位)にあと一歩及ばす敗れた。

 1回、先発した浜名竜之介投手(3年)にアクシデントが発生した。先頭打者を遊ゴロに打ち取ったが2番打者に2球目を投げたところで左肘を痛めた。わずか8球で降板。急きょエース川上鳳之投手(3年)がマウンドに上がった。1回は無失点も2回に1失点、3回に大量8点を奪われてしまった。

 それでも打線が4回に7-9と2点差接近。最後は1点差まで詰め寄る粘りは見せた。

 持丸修一監督は「浜名は肘の筋肉の付着部に問題があるようです。突然のことでビックリした。帰って病院に行きますが、ブチっと音がしたと言っていました」と説明。緊急登板した川上については「5~6回になったら行くよとは話していましたが、初回でしょう。心の準備ができていなかったと思います」と話した。

 9-10と1点差まで粘ったことには「8点取られた後、建て直したことは収穫。3年生に自覚が出てきた」と話していた。